あと一ページ、あと一ページだけ読んだら仕事に戻ろうと思うのに……。どうしてくれる、五木さん! 閉じることができません。
五木寛之氏はあらゆる先入観を鮮やかに覆した。これはめっぽう面白い活劇であり、恋愛小説だ。
ハラハラ・ドキドキしてページをめくりながら、いつのまにか信仰の本質について考えてしまう。
伝奇小説の手法で宗教小説を書いたとしたら、どうなるか。五木寛之氏の『親鸞』はそうした試みのように思える。
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